今回はSP-404SXに搭載されているエフェクト”VINYL SIM”をableton liveで再現していきます。
これは元々レコードなどアナログ音源からサンプリングした際の微妙なピッチの揺れをエフェクトで再現するエフェクトです。
最近だとlofi hiphopの上ネタなんかによく使われています。
SP 404SX Quick sample flip.
(この動画の上ネタに使われている微妙にピッチが揺れる感じです。)
このエフェクト、実はableton liveで簡単に再現できるんです。
では実際の作り方を説明していきます。
VINYL SIMの作り方
今回使用するエフェクトは”simple delay”とmax for liveの”LFO”です。
まずこの二つをエフェクトを掛けたいトラックに入れます。
simple delayの設定からやっていきます。
・link機能をon
・syncをtimeに変更
・DRY/WETを100%
simple delayのエフェクト名の部分を右クリックして
FADEからRepitchに変更。
以上でsimple delayの設定は終了です。
次はLFOの設定です。
LFOのMapのボタンをクリック。
点滅するのでsimple delayの秒数が表示されている部分をクリック。
L Time DelayとLFO側に表示されて入ればOK。
ここからはどれくらいピッチを揺らすかの設定です。
Rateは2.4Hz、Depthは7〜10%くらいがちょうどいいと思います。
まあこれは好みに応じて再生しながら調整して色々と試してみてください。
以上です。
Ableton liveでパッと使えるようにしておくと音色若干変えたいなって時に結構使えるエフェクトです。
Roland ローランド コンパクトサンプラー SP-404SX
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