DTMerならご存知でしょう、
NAMM SHOW が今年も開催されました。
※NAMM SHOWとは毎年一月にカルフォルニア州アナハイムで開催される世界最大の楽器見本市。
DTM機材や楽器に関連した会社が出店し、新製品を発表する場です。
今回もたくさんの新製品が発表されました。
その中でも巷で話題となっている新製品をいくつかピックアップして紹介します。
ドラムマシン”Elektron Model:Samples”
Model:Samplesは6トラックドラムマシンです。
Elektronの端末としては珍しいオールホワイトです。
このドラムマシンの魅力は何と言ってもサイズでしょう。
266(W)×38(H)×177(D)mm
このサイズはAKAI MPC500とほぼ一緒です。
重さは約600g。
電池駆動可能予定とのこと。
シーケンス機能も搭載されており、ステップ入力、リアルタイム入力の双方に対応。
15個あるノブの機能は固定されていてフィルター、LFO、リバーブ、ディレイなどをそれぞれのトラック別に設定可能です。
発売価格は59900円(税込)。2019年2月発売予定。
後日発売されるPowerhandle BP-1で電池での駆動が可能になるようです。
ポータブル端末としてライブでの使用で人気が出そうですね。
モニタースピーカー”IK Mutimedia iLoud MTM”
IK Multimediaのフラッグシップモニタースピーカーです。
大ヒット機種iLoud Micro Monitorの上位機種として発売されます。
ミッドウーファー + ツイーター + ミッドウーファー設計のコンパクトな高解像度スタジオモニター。
40Hzから24kHzまでフラットで超リニアな周波数特性ということなのでこのサイズで超低音が出せるってことですかね。そうだとしたらめちゃくちゃ楽しみです。
また、自動音場補正システムのARC SYSTEMを内蔵。
このサイズで出力100wなので音量も期待できそうです。
一点だけ残念なのが、全モデルにあったbluetooth機能がなくなったことですかね。
販売価格は一本あたり46440円(税込)。前モデルの倍くらいしますね。。
日本での発売日は2019年5月10日。
MIDIキーボード”NATIVE INSTRUMENTS KOMPLETE KONTROL M32”
今回のNAMM SHOW 2019で個人的に一番気になった製品です。
32鍵のMIDIキーボードで低価格でシンプルな物をちょうど探していたんですよ。
安さとデザインで人気が出そうですがそれだけではありません。
付属ソフトがすごいことになっています。
KOMPLETE START
MONARK
PHASIS
SOLID BUS COMP
REPLIKA
MASCHINE Essentials
Ableton Live 10 Lite
KOMPLETE KONTROL
計8個!
DAWソフトや音源、エフェクトも同梱されているので初心者の方はこのMIDIキーボード買うだけでDTM始められちゃいますよ。
また、Smart Playという演奏補助機能搭載。
スケールを選択して白鍵のみで演奏したり、コードやアルペジオを指一本で演奏できる機能です。
販売価格は14800円(税込)。発売時期は2019年3月7日。
スタンドアローンサンプラー”AKAI FORCE”
AKAIの新製品ということで発売前からリーク情報で賑わっていましたね。
PCを必要としないこの機材のみで動くスタンドアローンのサンプラーです。
7インチのフルカラータッチディスプレイを搭載。
Ableton liveのセッションビューと似たようなクリップ単位での制作ができるようです。
四つ打ちのビートメイカーに人気が出そうですね。
販売価格は16800円(税込)。発売日は2019年2月6日。
以上、NAMM SHOW2019で発表された注目の新製品でした!
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