先日、オーディオインターフェースをAPOGEE DUET(初代!)に変えました。
今更なぜに初代??
と思う方、侮っちゃいけませんよ。
今だからこそオススメなんです。
TASCAM UH-7000を使っていたが。。
変える前まで僕はTASCAMのUH-7000というオーディオインターフェイスを使っていました。
この機種は発売当初の位置付けとしてはTASCAMの中ではハイエンドということで値段も六万円ほど。
この写真を見て頂くと分かりますが
デザインはダサい、、、大きい、重い、ソフトは使いにくい。
というわけで人気も出ず値段はどんどんと下がり現在は中古で25,000円ほどで取引されています。
ただこの機種、
実はめちゃくちゃ音質が良いです。
中古で3万円以下で手に入る機種では一位、二位を争うんではないでしょうか。
UNIVERSAL AUDIOの大人気機種、初代APOLLO TWINも所有してますが、
UH-7000の方が断然音は良いと感じました。(APOLLO TWIN MK2は音質が大分改善されているらしい。使ったことないけど)
音の分離感、奥行き、全部の音域が満遍なくでてる感じ。
モニターとしてとても使いやすく重宝していたのですが、、
場所をとる
音量調整などの操作性の悪さ
この二点がネックで買い替えてしまいました。
正直他の部分は気に入っていたので使い続けたかったんですが
MIDIキーボードやその他システムの変更をしてどうしても机にスペースが必要だったため買い替えを決断しました。
APOGEE DUETについて
この機種が発売したのは2007年。なんと十一年前!
時が経つのは速いですね、、
ちなみにこの機種が発売した頃、僕はまだ学生でした。
この機種は当時とても人気で雑誌でもこぞって掲載されていたのを覚えています。
そのくらいこの機種は当時では衝撃的な機種だったんです。
持ち運びできる大きさ、バスパワー駆動、洗練されたデザイン、そして何と言ってもこの大きさからは考えられない高音質。
またピュアオーディオ界からも人気が出た機種でした。
なぜ今さら十一年前の機種をあえて使うのか
正直に言うとRMEのBABYFACEを購入しようかなと検討していたところでした。
ただ高い。。初代の中古でもまだ五万円ほど。
で、某フリマサイトにて安く手に入らないかと色々探して見たところ
3千円で初代APOGEE DUETが売っている!!!
こちらジャンク品での出品でした。
出品者が動作確認をしたところ音が出なかったと書いてありました。
ただ今まで完動品のジャンク品を掘り当ててきた私には変な自信がありました。
ちなみにこの機種はメーカーからのサポートはすでに終了していてドライバーはYosemiteまでしか出ていない。
公式にはYosemiteまでしか対応していないんです。
そして現在のMACのOSバージョンはMojaveなんですが色々と調べてみるとMojaveでも動くっぽい。
3千円だし動かなくても良いかなと思い、とりあえず試しに購入してみました。
FIREWIRE端子からTHUNDERBOLT端子への変換ケーブルが必要
APOGEE DUETはFIREWIRE 800端子です。
僕のMACはTHUNDERBOLT2端子のみのため変換ケーブルを購入しました。
購入した中古のAPOGEE DUETとほぼ同じ値段なんですけど。。
MACの公式アクセサリーはなんでも高いですね。
※2016年以降のMACをお使いの方へ
TYPE-C端子からFIREWIRE端子への変換ケーブルは存在しません。
なので変換ケーブルが二つ必要になります。
FIREWIREからTHUNDERBOLT2、そこからもう一本変換ケーブルを繋いでTHUNDERBOLT2からTYPE-Cに変換しなくてはいけません。
上で紹介した変換ケーブルと
これが必要になります。
APOGEE DUETを導入してみた
状態もとても良い。前の利用者は丁寧に扱ってたっぽい。
とりあえずドライバーをインストールしないでAPOGEE DUETを繋いでみました。
認識はしているがitunesを再生しても音は出ない。
まず、Apogee製品はMaestro2というソフトがインストールされていないとオーディオインターフェイスが動かないみたいなのでそれをインストール。
インストール後にソフトを起動、Apogee duetを繋いでみると
認識した!
さあ、後は音がなるかどうか
まずヘッドホンからチェック、、
音出た!
スピーカーも
ばっちり音出てる!!
その他入力端子やコントロールノブなどあらかた確認しましたが特に以上なし。
Ableton Liveでも使えるか何時間か確認してみましたが今の所問題ない。(もう一年ほど使っていますが全く問題ありません!)
実際にAPOGEE DUETを導入してみて
大きさは今まで使っていたものと比べて4分の1ほど。
UH-7000にAPOGEE DUETをのせて撮ってみました。なにこの違い。笑
またUH-7000はMACのショートカットキーの音量ボタンは使えなかったのですが
APOGEE DUETは使える!
という訳でいちいちオーディオインターフェイスのボリュームノブに手を伸ばす必要が無くなったので
キーボードの音量ボタンで済ませられるようになりました。
これ、予想以上に便利です。笑
今まで使えなかったのが時代遅れすぎたのかもしれないですけど、、
音質に関して
とても良い音で言うことなし。
レビューなどで言う通りApogeeはメリハリのある音とよく見かけるんですがその通りでした。
ただメリハリといってもドンシャリではなくしっかりと奥行きも感じ取れ、レンジも広いです。
モニター用途にも使ってみましたが全く問題ありませんでした。
これ、三千円ってすげー良い買い物じゃないか?
正直Apollo Twin(初代)よりも音質良いと僕は感じました。
ただ、現在はHigh Sierraで問題なく使えていますが今後OSがアップデートされても
メーカーからのサポートは終了しているので使える保証はありません。
しかし、三千円で買えるインターフェースでここまで音質の良いものはないでしょう。
私自身が購入したのが運よく安かったと言うのもありますが、
現在の中古品の実売価格はだいたい一万円くらいです。
とりあえず安く音質の良いインターフェースが欲しい方にとってはとてもオススメです。
現行のUSB TYPE-CのみのMACだと使えませんが、2015年頃までのモデルならFIREWIREの変換アダプターを使用すれば使うことができます。
古い機種なので今後なにかしら問題が出てくるかもしれませんが、それまでこのインターフェースで頑張っていこうと思います。
コメント
コメント失礼します。
使用されているMac PCの機種はなんでしょうか?
教えていただけると幸いです。