現在、SP-404SXはハードの機材としては恐らく一番人気のサンプラーでしょう。
このサンプラーにはシーケンス機能も付いているので、SP-404SXのみで曲を作ることが可能です。
ただ、意外と操作に慣れがいる部分があります。
というわけで、今回から何回かに分けてSP-404SXで曲を作るシリーズを書くことにしました。
初回の今回はサンプリングに関してです。
始める前に、録音防止プロテクトを解除しておきましょう。
SP-404SXにはそれぞれのパッドに入れた音を安易に消せないようにするためにプロテクトがついています。
普通に電源を入れた状態だとオンになっています。
これがオンだとサンプリング出来ないのでオフにしましょう。
CANCELボタンを押しながら電源を入れるだけ。
P.ofと表示されたらプロテクトはオフになってます。
サンプリングする為のBANKとPADを決める
SP-404SXには12個のパッドがあります。
この12個のパッドどれかにサンプリングした音を割り振ります。
また、BANKというグループのようなものがA〜Jまであります。
それぞれのグループに12個ずつ音を保存できます。
なので、SP-404SXの最大サンプリング可能数は、
12×10(A〜J)=120
最大で120個の音を保存可能です。
今回はBANK HのPAD 5にサンプリングをして音を保存していきます。
まずRECを押します。
次にBANK C/Hを押します。この状態だとBANK Cが選択されているのでもう一度BANK C/Hを押します。
BANK C/Hが点滅していたらBANK Hが選択されました。
次にPAD 5を選択しましょう。
PAD 5が点滅している状態だったらPAD 5にはまだ音が保存されていない状態なので選択可能です。PAD 5を押しましょう。
点滅していない状態だとPAD 5には音が既に保存されています。新しい音をサンプリングするには前に保存されている音を削除する必要があります。まずCANCELを押し、REC状態を解除。DELを押すと音が保存されているPADが点滅するので消したいPADを選択。再度DELを押すと削除完了です。
外部再生機器を接続
今回はiphoneからサンプリングしていきます。
iphoneとSP-404SXの接続にはオーディオミニケーブルの変換ケーブルを使います。
ヘッドホン、もしくはステレオミニのアウトからアンプに接続し出音を確認できます。
サンプリング
iphoneでサンプリングする音源を再生し音量レベルを調節していきます。
ツマミの左隣にあるPEAKランプが光ると音量が大きすぎて音が割れてしまうので光らないように再生側の機器の音量をまず調節しましょう。
細かい音量調節はCTRL3(右上のツマミ)で調節可能。
調節できたらサンプリング開始。
RECを押すとサンプリング開始。もう一度RECを押すとサンプリング完了です。
今回使っているPAD 5を押してサンプリングした音が再生されるか確認しましょう。
さあ、今回はサンプリングまで。次回でサンプリングした音源の編集を説明していきます。
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