SP-404SXにはSUBSONICというエフェクトが搭載されています。
このエフェクトはサンプルに低音のサイン波を加えるエフェクトです。
本来はドラムループなどの音の低域が足りないなという時に用い、お手軽に低音ブンブンな音を作れます。
あまり知られていないんですが、
このSUBSONICを使ってベースが簡単に作れます。
そしてこの音が太くて使いやすい。
この方法を使えばシンセで音を作るより遥かに簡単でマジで早い。
シンセなしでサンプラーのみで曲を作ってますよって方にオススメなTIPS。
ちなみにSP-404SXと書いていますが無印のSP-404にもこのSUBSONICは搭載されています。
SUBSONICの基本的な使い方
SUBSONICはMFX23ですのでMFXを押しながらCTRL3のノブで23を選びましょう。
SUBSONICの調節できるパラメータは
CTRL1 強調する周波数の調節
CTRL2 スレッショルド。どの音量レベルから低域を付け足すかの調節
CTRL3 DRY/WET。元の音とエフェクトで調節した音の音量バランスを調節。
SUBSONICでDRUMを太くしてみる
まずは本来の使い方から。
低音が弱めなドラムループの低音を補強してみます。
STEP1 MFXを押しながらCTRL3でSUBSONICを選択。
STEP2 CTRL1で付け足す低音の音程を決める。
STEP3 CTRL2でどのくらいの音量レベルから低音を付け足すかを決める。今回はKICKの音を補強する感じでKICKに合わせました。
STEP4 最後にCTRL3で原音と付け足した低音のバランスを決める。
すっごい雑ですがこんな感じですかね。簡単に低音を補強できました。
SUBSONICでベースを作る
では本題に入っていきます。
まずベースを作るのに元のサンプルが必要です。
正直元のサンプルが何でも作れるっちゃ作れます。
今回は先ほど使ったドラムループのサンプルで作っていきます。
CTRL3で加工した音のみなる状態にしておきます。ノブを一番右まで回しておきましょう。
あとはCTRL1で音程調節、CTRL2でベースの長さを決めるだけ。
これだけです。なんとお手軽。
この作った音をサンプリングして引き直して使うっていうのが主な使い方になるでしょう。
以上、SUBSONICで作るお手軽ベースでした。
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