LOW&THEORY周りのアーティストがよく使っていることで普及しだし、ここ五年ほどでクラブなどでよく見かけるようになったビートライブ。
ビートライブとは
こういうやつ。
自分の作ったビートに即興でエフェクトをかけて演奏していく。
自分のビートでDJをやっているような感じかな。
大体みんなSP-404、SP-404SXを使ってます。(単純に持ち運びしやすいし使いやすいからじゃないかな)
このビートライブですが、SP404を使い始めた頃ってどのエフェクトを使っているのか、どうやってエフェクトをかければいいのかいまいち分かりにくいと思います。(実際僕がそうでした)
実はビートライブで使われているエフェクトって結構限られています。(アーティストによりますけどね)
操作方法など覚えてしまえば意外と簡単にビートライブできるようになりますよ。
今回はSP404でビートライブをする際によく使われているエフェクトの使い方、について解説していきます。
曲の再生
一応初ビートライブで使うSP404の初歩的な操作に関しても触れておきますね。
SP404は基本的にパッドを押している間だけ音を再生します。
なのでパッドから指を話せば音が止まってしまうんです。
これを回避するためにHOLDボタンがあります。
再生したいパッドとHOLDボタンを同時に押すと、指を離しても音が止まりません。
再生を止めたい時は再生しているパッドかHOLDボタンを押せば止まります。
曲の切り替え
ビートライブはDJのような感じなので曲間をうまく繋いであげないといけません。
繋ぎ方は色々とあると思いますが、よくビートライブでも使われるDELAYを使った簡単に綺麗に曲を繋ぐやり方を紹介します。
切り替えたいタイミングでDELAYのエフェクトをかけ、再生されている曲を止め、次の曲を再生。
これだけです。
エフェクトのパラメータについて
各エフェクトそれぞれ三つのつまみでパラメータを操作することができます。
操作したパラメータは電源を切らない限りそのままです。
電源を切ると全てプリセットの値に戻ります。
ビートライブの前にパラメータを設定したいエフェクトは電源を入れて設定し電源を切らないでおきましょう。切ってしまうとすべてプリセットの値に戻ってしまいますよ。
ISOLATOR
LOW、MID、HIGHのそれぞれをブーストできるエフェクトです。
つまみをいじってないプリセットのエフェクト音がラジオを通したような音になっているため、
ビートライブではつまみをいじらずにエフェクトのON、OFFのみで使われることが多いです。
FILTER+DRIVE
ハイカットフィルターです。
レゾナンスを調整してみょんみょんした音を出せます。
右のつまみがDRIVEなんですけどすぐ音が割れてしまうのでビートライブでは触らないほうがいいです。
DJFX LOOPER
おそらくビートライブで一番使用頻度が高いエフェクトでしょう。
ONにすると一定の期間をループしてくれます。
右のつまみでON、OFFです。12時から右半分がONです。
真ん中のつまみはLOOPさせる音源のPITCHの変更、通常再生か逆再生でループさせるかを選択できます。
−1から1までになっていて1で通常のピッチです。一番左まで回すと−1、一番右まで回すと1です。
ビートライブでピッチを変えたりすると結構ぐちゃぐちゃになってしまうので使わないほうがいいです。電源を入れた状態だと0になっていますので1に変更してからは触らないようにしましょう。
左のつまみはLOOPさせる範囲の選択。
左が一番範囲が長く、右に回すに連れて範囲が短くなります。
また、効果音のような音も作れます。
エフェクトがONになっている状態で左のつまみを回してみるとギュインギュインした音が鳴らせます。
その他
よく使われるものではないんですがビートライブでちょこちょこ使われるものが以下です。
REVERB
FLANGER
WAH
TAP ECHO
PHASER
僕はこのあたりのエフェクトはあんまり使わないんで操作方法はよくわかりません汗
その他のエフェクトはビートライブではあんまり使われているのを見たことないです。
以上です。
ある程度慣れてくるとエフェクトをどの程度かけるか、かけるタイミングなんかもわかって綺麗にエフェクトをかけれるようになります。
今回紹介した使い方はあくまでもよく使われているエフェクトの操作方法の一例です。
自分なりのオリジナルな使い方を探してみるのも面白いと思います。
コメント