昔はDJといったら
こんなカートを引きながらみんなレコードを運んでました。
僕もよく渋谷までこうやって通ったものです。(現在もたまーに見かけますね。)
2004年にSERATOがSCRATCH LIVEを発売。
レコードを使ってPC内の音源でDJできるということで当時としては革新的なものでした。(このレコードをコントロールバイナルと言います)
ちなみにこのシステムのことをDVS(Digital Vinyl System)と言います。
新譜系のDJは大体導入してましたね。
それから約15年が経ち、PCでDJをするという行為が当たり前になり、逆にレコードでDJをしていると珍しいという状況になりました。
現在、DVSを使ってターンテーブルでDJをする方法は2つあります。
・DVS対応のバイナルコントローラー
・DVS対応のミキサー
このどちらかを導入すればターンテーブルでDJができます。
また、現在DVS対応のPCDJソフトは3つです。
SERATO DJ
TRAKTOR PRO
REKORDBOX DJ
バイナルコントローラー、ミキサーによって対応しているPCDJソフトが違います。
それでは順に細かく説明していきます。
バイナルコントローラー
現在4つの会社がバイナルコントローラーというターンテーブルでPCの音源を操作できる機材を販売しています。それぞれ対応のPCDJソフトが付属しています。
ターンテーブル、ミキサー、PCがあればPC音源でDJができます。
serato scratch live
native instrument TRAKTOR
Pioneer rekordbox
DENON DJ DJ1
ミキサー
ミキサー自体がDVSに対応していてPCと直接接続できます。
現在ミキサーの購入自体を考えているのであれば余計な配線もいらないのでこちらの方が良いでしょう。
ミキサーによって対応しているPCDJソフトが違うので自分の使いたいPCDJソフトに合わせて購入しましょう。
pioneer DJMシリーズ。
TRAKTOR KONTROL Z2
他にもいくつかの会社がDVS対応のミキサーを出しています。
DVS対応PCDJソフト
2018年現在、DVS対応のPCDJソフトは3つです。
serato DJ
TRAKTOR PRO
REKORDBOX DJ
結局どのソフトがオススメ?
DJソフトも世に出て約15年、現在アップデートが繰り返され使い勝手がどれも良くなっています。
細かい違いはあるんですが、
正直、どれを使ってもそこまで大差はありません。
一番考慮すべき点はシェア率でしょう。
現場では圧倒的差でseratoが導入されているんです。
大体のクラブがseratoには対応しています。(日本のクラブだとpioneerのミキサーがスタンダード。現在pioneerのミキサーはserato DJとrekordbox DJ両方のソフトに対応しているのでクラブでもrekordboxが使える場所は増えています)
現場でやる機会があるのであれば間違いなくserato DJでしょう。
自宅での利用がメインであれば、価格やデザインと相談して決めれば良いんではないんでしょうか。
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