DTMをやっているとコンセントの数ってすぐ足りなくなります。
PC、スピーカー、オーディオインターフェース、MIDIコントローラ、シンセサイザーなどなど。
10個以上必要とかザラだと思います。
そして電源タップを使ってタコ足配線ていう方多いんじゃないでしょうか。
このタコ足配線ですが
スピーカーから出てるサーとかジーっていう音、
ノイズの原因になってる場合が多いです。
今回紹介するパワーディストリビューターは電源周りを綺麗にスッキリできるだけではなく
ノイズ対策にもなるんです。
パワーディストリビューターとは?
簡単にいうと音響機材向けの電源タップです。
安定した電源を供給できるようになりますよっていう機械。
大体のパワーディストリビューターにはサージノイズフィルターという回路がついています。
これは雷だとかが起きた時に電圧が機材にかからないようにするための回路です。
雷が家に直撃するとコンセントに繋いである機材全部壊れます。
DTMやっていると機材の総額って平気で100万とか超えちゃいますよね。
対策をしてないとこの機材が全部壊れてしまう可能性もあるってことです。
また、このサージノイズフィルターは常に動いているのでノイズの原因になっている微量な電圧だとかも除去してくれるのでスピーカーのノイズ対策にもなります。
ではここからオススメのパワーディストリビューターをいくつか紹介していきます。
TASCAM AV-P25RMKIII
初めてパワーディストリビューターの購入を考えてる方にはとにかくこれをオススメします!
ノイズフィルターのおかげでノイズがなくなるだけじゃなくて
音質がクリアになるんですよ。
一つ一つの音がはっきり聞こえる感じ。
音質気にしてる方は一万円強で導入できる機材なんで
マジでオススメします。
タップ数ですが
前面に3個(非連動)
背面に10個(連動)
ついています。
連動と非連動についてですが、パワーディストリビューターの電源を落とすと背面の連動している10個は電源が切れます。非連動の3個は電源を切っても使えます。なので非連動の方に常に使うPCなど、非連動の方にシンセ、スピーカーやDTMで使う機材をまとめておくと曲を作る時にパワーディストリビューターのスイッチを入れるとDTM関連の機材は電源が入るわけです。
TASCAM AV-P250S
正直金銭的に余裕があるのであればこちらをお勧めします。
音楽で飯を食べてる人以外はこの機種でいいのでは、、、
僕もこの機種を使用してるんですが
もう手放せないです。
この機種、シーケンス動作機能というものがついています。
背面の連動タップが3グループに分かれていて、
パワーディストリビューターの電源を入れると、
1→2→3とグループごとに時間差で電源が入っていくのです。
これ何が便利なの?という話ですが
今までにスピーカーの電源が入っていてオーディオインターフェースの電源を後で入れたらボンッとかブツッって音がしたことありませんか?
これ実はめっちゃ危ないんです。スピーカーの壊れる原因です。
通常だと小さい音でブツっくらいで済むんですが、
電源入れた時にまでに過電流が発生する事があります。
そうするとすっごいでかい音で
ボンッ!!!!
これでスピーカーが壊れてしまうこともあります。
ではこれを回避するためにはどうしたらいいのか。
スピーカーから遠いものから電源を入れていくだけです。
これ距離じゃなくて接続です。
例
シンセサイザー→ミキサー→スピーカー
また、電源を切るときは逆になります。
スピーカー→ミキサー→シンセサイザー
こういう感じです。
話がだいぶ逸れてしまいました。笑
このシーケンス動作機能があればいちいち順番を気にして電源入れなくても済むんです。
グループ1にはシンセサイザー
グループ2にはミキサー
グループ3にはスピーカー
という風に挿しておけば
自動的に1、2、3と順番に電源を入れてくれます。
便利すぎる!!!
素晴らしいですねこれ。
最後に
今回はあまり馴染みのないであろう機材、パワーディストリビューターを紹介しました。
そこまで高くないので配線周りをスッキリさせたい、音質を改善させたい方にお勧めです。
コメント